ネコちゃんも年齢を重ねれば、老化して食事・生活に変化が現れるのは当然のことです。
食事の嗜好の変化をサポートするひとつの方法として、いままで与えていたキャットフードから食べやすいものに変えてあげることも飼い主さんにとって大切なお世話のひとつです。
そこで今回は、老猫に最適なキャットフードの選び方をご紹介します。
高カロリーのキャットフードは避けるべき
人間と同様にネコちゃんも年齢を重ねれば運動量・新陳代謝が低下します。
その結果、肥満になりやすいことがわかっています。
その原因のひとつとして、運動量に対して栄養が沢山詰まったキャットフードを食べ、栄養過多になっていることが考えられます。
成猫の時期と比べて、老猫用のキャットフードは栄養価が低めに設定されていることがほとんどです。
穀類のキャットフードは避けるべき

栄養価が低めのキャットフードに限定して商品を選ぶなかで、穀類メインのキャットフードを見つけることもあることでしょう。
ですが、老猫に穀類メインのキャットフードを与えることは、タブーであるといえます。
成猫に比べて、毎食の消化・吸収に倍近くのエネルギーを必要とする老猫。
そんな老猫に更に消化が困難である穀類メインのキャットフードを与えたとしたら…。
寿命が縮まることに繋がりかねない出来事に十分なります。
自然界に老衰は無い事を意識する
ペットとして飼育されているネコは、食事・医療・住環境が整っているなかで『 老衰 』が死因となることも十分あり得ます。
その一方で、自然界で人と暮らしていないネコちゃんが『 老衰 』の状態になることはほぼあり得ません。
自然界においては具合が悪く食事がとれなくなれば、天敵に捕食されてしまうのが一般的だからです。
ペットであるネコちゃん達の寿命が延びていることは、素晴らしいことです。
飼い主さんにとって、飼育しているネコちゃんには「 いつまでも長生きしてほしい 」と考えるのが自然なことでしょう。
様々なキャットフードが出回っている昨今では、飼い主さん自身がネコちゃんの寿命を支配しているといっても過言ではないのかもしれません。
そんな飼い主さんの務めは、生態も理解した上で老いたあとも身体に負担がかからないよう飼育してあげることです。
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