『 セミモイストフード 』の存在は、知っていますか?
お馴染みのドライフード・ねこ缶と比べて、比較的新しいジャンルのキャットフードです。
そこで今回は、『 セミモイスト( 半生 )キャットフードが一体どんなものなのか 』をご紹介していきます。
半生キャットフードとは?
半生キャットフード(「 セミモイスト 」とも言う )は、水分25~35%程度のキャットフードが該当します。
完成までに加熱発泡処理されていないことが特徴のひとつです。
半生キャットフードを与える利点

・利点その① 粒が柔らかい
半生キャットフードは水分を多く含んでいて、粒が大変柔らかいです。
- 歯が生えそろう前の子猫
- 歯が弱ってしまった老猫
などのドライフードの食事が困難なネコちゃんにピッタリです。
・利点その② おいしい

半生キャットフードは水分を多く含んでいて、肉の食感に近いといわれています。
肉の噛みごたえを好む猫にとっては、大変好ましいキャットフードです。
・利点その③ 水分補給になる
ドライフードやソフトドライタイプに比べ、半生キャットフードは水分を多く含んでいます。
その点から水分補給と食事の両方が効率よく行えます。
半生ドッグフードに対する欠点

・欠点その① コスパが悪い
半生キャットフードは製品の品質維持の為に小分けに包装されています。
この工夫によって、新鮮なキャットフードをいつでも与えることが可能となりますが価格は高めに設定されています。
・欠点その② 添加物を多く使用している
半生キャットフードは水分を多く含んでいて、加熱発泡処理されていないため腐りやすいです。
品質劣化を防ぐ観点から、人工添加物を多く使用する傾向にある様です。
・欠点その③ 賞味期限が異常に長い商品に要注意!!
半生キャットフードは劣化が早いため、ドライフードと比較して賞味期限が短く設定されていることがほとんどです。
そんな中でも、長期間保存可能な半生キャットフードが存在します。
この様な場合は、猫の健康ではなく製造メーカー側の都合に沿った成分( 酸化防止剤など )が沢山使用されている可能性があります。
そこで、ひとつの目安として【 年単位で長期保存が可能な半生キャットフード 】は、パッケージの成分表を読み込み与えるかどうかを判断する必要があります。
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