他人事ではありません!犬の寄生虫3選について紹介!

他人事ではありません!犬の寄生虫3選について

いつ感染するかも分からない寄生虫について、飼い主であるあなたはいくつご存知ですか?

今回は、に寄生する寄生虫についてご紹介します。

1. 回虫症

【病態】

回虫症とは、線虫に属する回虫によって引き起こされる病気です。

回虫は、犬だけでなく、『人間』『猫』等、哺乳類の小腸に寄生します。

犬の口等から体に侵入した回虫の卵は、小腸で孵化し、小腸の壁を突き破ると、血管へ侵入し、肺へと移動し、第三形態まで成長し、気管支か食道に移り、犬に飲み込まれ、腸へと戻ります。

腸内で成虫になると、1日10万個程の卵を産み、犬のウンチと一緒に外界へ出て、卵は新しい宿主を探します。

【症状】

回虫は、生後6ヶ月未満の子犬に寄生します。

生後6ヶ月以上になると、免疫力がアップする為、侵入したところで、マクロファージ等が、異物となる回虫を倒します。

主な症状は、

  • 食欲不振
  • 下痢(紐状の回虫が出てくる事もあります)
  • 嘔吐(紐状の回虫を吐き出す事もあります)
  • 発育不良(子犬にみられます)
  • 体重減少

等、様々です。

また、肺炎を併発した場合、48~72時間以内に死亡する確率がかなり高まります。

【治療方法】

主な治療方法は、駆虫薬です。

卵や幼虫がいた場合、1回の投与で駆除しきれない事があります。

その為、2週間後に再検査を行い、回虫の有無を確認します。

駆除しきれていない場合、再度投薬を行います。

【予防対策・感染ルート】

主な感染ルートは、虫の卵が含まれているウンチを食べてしまう事です。

ウンチに含まれた卵は、数年間、生きています。

その為、カラカラに干からびたウンチであっても油断はできません。

生後6ヶ月未満の子犬は、徹底的な衛生管理が必要となります。

2. フィラリア症

【病態】

フィラリア症とは、寄生虫の1種、フィラリアによって引き起こされる病気です。

フィラリアのメスの体内に充満しているミクロフィラリア(幼虫)は、蚊等の吸血昆虫に吸い取られた際、吸血昆虫の体内へ移動します。

そして、吸血昆虫が次の動物を吸血した際、マクロフィラリアは次の動物へと侵入し、感染するのです。

【症状】

フィラリア症は、急性と慢性があります。

急性の場合、

  • 赤褐色のおしっこ
  • 元気が無い
  • 黄疸(白目や歯茎が黄色くなる事)
  • 呼吸困難

等が、主な症状です。

慢性の場合、

  • むくみ
  • 運動を嫌う
  • 水を異常に飲む

等が、主な症状です。

【治療方法】

急性フィラリア症の場合、主な治療方法は、外科手術です。

首の頚静脈から器具を挿入し、フィラリアを除去します。

薬でゆっくり駆除している時間はありません。

慢性フィラリア症の場合、主な治療方法は、駆虫薬です。

心臓内でフィラリアが死亡した場合、肺動脈で詰まる事もある為、投与から1~2ヵ月は安静にする必要があります。

【予防対策・感染ルート】

主な感染ルートは、4~11月にかけて活発に活動する、フィラリアに感染したメスの蚊です。

予防薬を飲ませ、未然に予防したり、蚊取り線香を焚く等し、蚊を寄せ付けない環境を整えておくと良いでしょう。

3. ノミ皮膚炎

【病態】

ノミ皮膚炎とは、ノミの唾液によって皮膚が赤くなる、痒くなる症状の事を指します。

皮膚上に、1~2㎜程度の褐色の虫を確認した場合、ノミです。

【症状】

主な症状は、

  • 患部をしきりに舐める
  • 小さな発疹
  • 脱毛
  • 貧血
  • 痒み等が、あります。

また、ノミ皮膚炎を起こす主な原因はアレルギーです。

アレルギー反応は、15~30分程度で現れる場合と、数時間後に現れる場合があります。

【治療方法】

症状の軽減を目的とした場合、抗アレルギー薬や、抗掻痒薬(こうそうようやく・痒みを抑えるお薬)等を投与します。

次に、ノミを除去する為、ノミの駆除薬を投与します。

滴下するスポットタイプや、服用する錠剤タイプもあります。

また、生活環境においても改善は必要です。

ソファやカーペット等、こまめに掃除機をかける等し、清潔にする事を心掛けて下さい。

他人事ではありません!犬の寄生虫3選について紹介!まとめ

今回、ご紹介した寄生虫は、有名な寄生虫を取り上げており、全体における、ほんの一部分に過ぎません。

しかし、少しの知識でも備えて入れば、犬に異変が現れた時、対応をし易いです。

 

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