犬も人も1度肥満になってしまうと、食欲のコントロールが難しくなってしまいます。
また、無理に始めるとストレスとなって、ダイエットが病気の引き金になってしまう事もあります。
そこで今回は、肥満犬に合ったドッグフードを見て行きましょう。
犬の場合、どのような状態が肥満になる?
標準体型の犬の場合は、背中に親指をそえると背骨と肋骨に触れる事が出来ます。
肥満体型の犬の場合は、背骨と肋骨に殆どまたは全く触れる事が出来ません。
このような状態だと、肥満になってついた脂肪によって臓器を圧迫してしまっているでしょう。
特に心臓への圧迫は深刻で、これでは肥満により病気のリスクを高めてしまいます。
肥満対策その① おやつ量の見直し
肥満犬の多くは、おやつを沢山貰っています。
理想的なおやつのボリュームは、食事とおやつの割合が9:1になる量です。
ドッグフードの中でも比較的 高カロリーなので、与える際はカロリー計算を十分に行いましょう。
肥満対策その② 食事の回数を増やす

肥満犬の多くは、食事が1日1回なことが多いです。
特に小型犬は一度に消化できる量がわずかなので、食事の回数が少ないと大食いになってしまいがちです。
食事の回数の増やすと、食事により消費するエネルギーを増やす事が出来ます。
肥満対策その③ 運動量を増やす
肥満犬の多くは、1日のなかで散歩に費やす時間が短いです。
ですから食べている量と比較すれば、運動量が少ないことが多いです。
例えば散歩の時間を5分延長するだけでも、肥満解消に近付きます。
肥満対策その④ ドッグフードの種類は変えない
肥満犬の多くは、ドッグフードを多めに貰っています。
愛犬が肥満になったからといって、ドッグフードの種類を変更する必要はありません。
どちらかといえば変更するのは、ドッグフードの量です。
徐々に適量に戻す事で、無理なくダイエットを開始できます。
『 肥満対策に適したドッグフードとは?犬のダイエットはどうやるの? 』まとめ
ここまで肥満の原因とその対策について見てきましたが、1番の原因は、飼い主の管理になってしまいます。
「 おねだりする姿が可愛い 」「 あげなければ可哀想 」などの何らかの理由付けをし、ドッグフードや人間の食べ物を与える事で愛犬は肥満になっています。
本当に「 可愛い 」あるいは「 可哀想 」と思うのであれば、飼い主が痩せさせる努力をしなければいけません。
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