近年、ペットフードの安全性について問われる機会が増えてきました。
これは、メディアが『 危険な添加物について 』取り上げたことに加え、犬を「 家族の一員 」として認識している飼い主が増えた背景も要因のひとつといえます。
そこで今回は、犬のペットフードについて見て行きましょう。
犬のペットフードの品質
犬のペットフードを製造する際、法律により定められている事項はありません。
「 ペットフード公正取引協議会 」という団体が設けている試験を基準に製造されています。
「 ペットフード公正取引協議会 」が犬・猫をはじめとした他の動物のペットフードにおいても厳正なる試験を行うことによりペットフードの向上に力を入れています。
添加物の使用制限
「 ペットフード公正取引協議会 」では、ドッグフードの成分である添加物それぞれに使用制限を設けています。
『 だから安全 』と言い切ることはできませんが、制限なく添加物を使用したペットフードが流通しないように一定のルールがあります。
犬のペットフードの特徴

犬のペットフードは、一般的に高たんぱくに作られています。
ですが、「 犬のからだに合った動物性たんぱく質が配合されているかどうか 」という点については疑問が残ります。
なぜかというと、動物性たんぱく質は劣化が早く取り扱いに苦労します。
一方、植物性たんぱく質であれば、コストを抑えられます。
この様な面から、製造メーカー側と消費者の間に認識のズレが生じています。
また、近年では肥満体型の犬が増えてきた背景があり低カロリーのペットフードがもてはやされる傾向があります。
この様なペットフードは、穀類をメインにして作られていることが多いです。
犬は本来肉食動物ですから、穀物メインのドッグフードは決して体に良いとは言えません。
以上のことから、協会が行っている試験基準はクリアしているとはいえ私たち消費者が満足できるドッグフードはまだまだ一部なのかもしれません。
『 愛犬が末永く健康でいてくれますように… 』
これは、飼い主である消費者の願いです。
『 犬のペットフードはどんなもの? 』まとめ
良いペットフードを犬に食べさせたいのであれば、お金を惜しんではいけません。
店頭に並ぶすべてのペットフードが安心・安全とは限らない事を、決して忘れないで下さい。
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