キャットフードは、その水分量で区分して大まかに3種類存在します。
そこで今回は、水分量によって異なった呼び方をするキャットフードの種類についてご紹介します。
キャットフードその① ドライタイプ

ドライフードは、通称「 カリカリ 」と呼ばれています。
ドライフードの定義
水分量が10%以下で仕上げられたフードです。
ドライフードの特徴
食感がよく歯石・歯垢が歯に付きにくいことが特徴です。
ドライフードは総合栄養食の仲間です。
総合栄養食とは?
総合栄養食と水を与えることで、猫にとって必要な栄養素がまかなえる栄養バランスに優れたフードです。
キャットフードその② セミモイスト

セミモイストタイプは、通称「 半生 」と呼ばれています。
セミモイストの定義
水分量が25~35%程度で仕上げられたフードです。
セミモイストの特徴
柔らかな食感なので、歯が弱った老猫や歯が生え揃うまでの子猫にとっても食べやすいキャットフードです。
カリカリと比較して歯石になりやすいので、食後には飼い主さんが歯の手入れをしてあげましょう。
「 半生 」と「 ソフトドライタイプ 」
この2種類のキャットフードは、製造工程が異なりますがどちらもセミモイストに分類されます。
キャットフードその③ ウェットタイプ

「 缶詰×食材そのまま 」「 パウチ×ペースト 」「 アルミトレイ×スープ 」など…。
様々なパッケージで販売されているのがウェットフードです。
ウェットタイプの定義
水分量が75%以上で仕上げられたフードです。
香料が使用されているなどのネコちゃんの嗜好性を刺激するような工夫がされているものが大半です。
ウェットタイプの特徴
ウェットタイプのフードは、3種類のなかで最も歯石になりやすい食事です。
食後に歯の手入れをすることは、歯垢を放っておかないので口臭予防にもなります。
入念に行ってあげましょう。
水を好んで飲まないネコちゃんにとって、食事と水分補給が一緒にできるので大変便利です。
目的食とは?
総合栄養食と異なり、この食事にプラスして「 おかず 」や「 総合栄養食 」を与えて栄養バランスが完成されます。
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