涙やけは、犬にとって決して放置してはいけない症状であり、どんな犬種にも起こります。
「 涙やけ 」とはどのような症状なのかもあわせて解説します。
今回は、涙やけを改善するドッグフードについて見て行きましょう。
そもそも涙やけとは?
涙やけとは、涙で目のまわりの被毛が茶色く焼けた色になる症状のことです。
涙やけとは、別名「 流涙症( りゅうるいしょう ) 」とも呼ばれています。
涙やけが起こり易い犬種として、
- マルチーズ
- シーズー
- パグ
- トイプードル
- チワワ
- ポメラニアンなどの顔が小さく、目が大きなことが特徴の犬種が挙げられます。
涙やけはどうして危険なの?
犬の顔は毛に覆われていますので、涙は流れずに目の周りの被毛にたまってしまいます。
長期間それを放置しておくと、雑菌が繁殖してしまい「 悪臭 」や「 白内障 」などの原因となります。
涙やけをドッグフードで改善する為には?

涙やけは、消化吸収が悪い状態が続くことで症状がでたりします。
犬における理想的な消化吸収率は、80%以上。
しかし、現状それに達していない犬が大半なのです。
それは、ドッグフードの主成分が「 小麦 」や「 大豆 」などの穀類のためです。
肉食である犬にとっては、穀類から得られる栄養素:炭水化物が消化・吸収を妨げる原因になっています。
涙やけの症状を改善したい場合は、グルテンフリー( 穀類不使用 )のドッグフードや、新鮮な鶏肉や豚肉をメインとして作られたドッグフードを与えることが効果的です。
涙やけの改善は、ストレスをなくす事
いくら優れたドッグフードを与えたところで、「 お留守番の時間が異常に長い 」「 一緒にいても相手をしてあげない 」など寂しい思いをさせていては、涙やけの改善はみられないでしょう。
本来は『 群れ 』で生活をしていて、常に誰かと行動を共にしていた犬。
「 寂しい想い 」や「 辛い想い 」をさせているのであれば、ドッグフードの見直しと共にストレス解消にも力を注いであげましょう。
『 涙やけをドッグフードで改善する方法 』まとめ
犬は長い歴史の中で、人間のパートナーとして生活をしてきました。
その歴史もあり大切に想っていれば、犬のほうも心から飼い主である人間を慕ってくれることとおもいます。
涙やけは、愛犬からの心のSOSであるかもしれません。
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