犬の毛をチェックすると、ダニが付着していることはそう珍しくありません。
“ 散歩中に屋外で寄生される “以外にキレイなはずの室内にも、ダニは潜んでいるのです。
そこで今回は、室内でダニを繁殖させない方法についてご紹介します。
ダニは高温多湿で、食べ物が多い場所を好む
ダニが多く潜む場所として、
- ラグ
- カーペット
- ソファ
- ベッド
などの布製品が挙げられます。
ダニは、
- 温度22~28℃
- 湿度60~80%
- 潜み易い素材
を好んで住み着きます。
ダニは、
- 犬や人間の角質
- フケ
- 食べカス
などを食べて成長したり、生命を維持しています。
普段犬が定位置として座っているベッドやソファの上は、ダニにとって最高の住まいというわけです。
ダニが原因でアレルギーになる
ダニは、犬や人間の体内へ侵入することがあります。
ある程度の少量であれば、動物の防衛反応により
- くしゃみ
- 鼻水
などと一緒に体外へ排出することが可能です。
ですが、大量のダニを一度に吸い込んでしまうと、防衛反応は機能しきれなくなります。
その結果、
- 皮膚炎
- 喘息
などのアレルギー性疾患を引き起こしてしまいます。
ダニを吸うと、
- 激しい咳
- 呼吸困難
- 「ヒューヒュー」と風が吹くような呼吸
をする場合もあります。
- 耳
- お腹
などの毛が少ない部分から皮膚の中へ入り込む種類のヒゼンダニもいます。
顕微鏡でなければ見えないほど小さなダニ。
死滅するまで駆除を行わないと、繰り返し発症する厄介な寄生虫です。
ダニを予防・対策するための環境作り
ダニを予防する簡単で効果的な方法は、部屋の湿度を下げることです。
- 定期的に布団を天日干しする
- 室内用の除湿機を使用する
といった具体的な方法で、ダニにとって住みにくい環境になります。
- ラグ
- ソファ
は布団用掃除機をかけると、死骸を含めたダニを吸い取ることができます。
アレルギーは、
- ダニの死骸
- フン
を吸い込んでも発症します。
多忙で頻繁な掃除が難しい方には、
- 置くだけでダニの増殖を抑えることができるダニ捕りロボ
というグッズも効果的です。
ダニ捕りロボは、
- 百貨店
- インターネット販売
で購入することができる話題沸騰の商品です。
犬が体を痒がっているとき、ほぼ100%の確率でダニが関係しています。
ダニは種類がおおいですが、性質はそう違いがありませんので
- 室内で暮らす住人のダニ対策
- 愛犬のためのダニ対策
は、同じアイテムを使用することで完了します。
早めの対策で、長く苦しむことのないようにしたいものですね。
上記の症状があり、怪しいと感じたときは、早めに動物病院へ連れて行くことをオススメします。
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