犬と一緒に住むからには、犬には留守番の仕方を教えてあげなくてはいけません。
しかし、犬は留守番が苦手な動物なので、簡単に教えるのは難しいです。
そこで今回は、犬に留守番させる方法をご紹介します。
1. 犬は留守番が苦手!?
犬は群れで行動する動物です。
ですから、一匹でいることに対して
- 苦痛
- 恐怖
を感じます。
一匹で留守番させるとストレスが溜まってしまいます。
特に、
- チワワ
- トイ・プードル
など…。
基本的な性格が甘えん坊な犬種は、強い不安を感じます。
- 無駄吠え
- イタズラ
をしてしまうこともあります。
私たちは24時間、犬と一緒に過ごすことはできません。
一匹でも留守番ができるような方法を紹介します。
2. 留守番を得意にするしつけ方

では、留守番を得意にさせる際のしつけ方をご紹介します。
長時間の留守番はさせない
犬は飼い主さんが外出すると、とても不安になります。
「 もしかすると、帰ってこないかもしれない 」という気持ちがあるからです。
特に
- 子犬
- 里親で出会った犬
であれば、一度はかならず悲しい別れを経験しています。
さみしい思いをさせないために、留守番の練習は短時間から行いましょう。
留守番の合図を作らない
飼い主さんによっては出掛けるときに、「 お留守番お願いね 」と決まった言葉を犬に投げかける方がいます。
これは、犬の不安を煽るだけです。
出掛けるときは「留守番させられる」と悟らせてはいけません。
犬が感づいてしまうと、
- 遠吠え
- 部屋を汚す
こともあります。
留守番をした後はご褒美が貰える

留守番がきちんとできたら、ご褒美をあげましょう。
- たくさん褒めてあげる
- 大好きなおやつをあげる
といった行動で、留守番がそこまで辛いものではないことを教えてあげましょう。
3. 留守番をさせるときの注意点
では、留守番をさせるときの注意点をご紹介します。
一匹でも遊べる犬に育てる
犬は可愛いので、常に構いたくなってしまう方も多いでしょう。
しかし、良い子で留守番をさせるためには、一匹でも遊べる犬にしてあげなくてはいけません。
溺愛してしまい、分離不安症(※)になってしまう犬もいます。
一匹では全く留守番ができない犬もいます。
そのため、普段から一匹で遊ぶ習慣を身に付けさせましょう。
(※)分離不安症とは

分離不安症とは、飼い主と常に一緒でない状況になると過剰なストレスがかかってしまう病気のことです。
この病気は、甘えん坊な犬種や、穏やかな性格の犬種に多いです。
産まれたときから、分離不安症の犬はいません。
飼育環境によって、発症します。
長時間の留守番は、留守番に慣れてから行いましょう
犬が留守番を不安に感じるのは、「飼い主は帰ってこないかもしれない」という気持ちからです。
そのため、飼い主さんが帰ってくることを教えてあげなければいけません。
家で待っていれば、必ず帰ってくることを教えれば、留守番をさほど嫌がらなくなります。
長時間の留守番をさせることが事前に分かっている場合、
- 留守番させる時間を少しずつ伸ばす
- 留守番そのものにストレスを感じない様にしつけをする
といった手順を踏んで、留守番させましょう。
きちんとしつけをしないと、留守中に
- 粗相をする
- 部屋をめちゃくちゃに汚す
などの事態になってしまいます。
一匹でも留守番ができるようになるため、根気強く教え続けましょう。
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