犬と一緒に車に乗る際には、様々な角度から注意すべき点があります。
ここでは、抑えておくべきポイントを紹介しています。
犬と車に乗る際に起こりがちなトラブル「車酔い」「車を怖がる」「ドライブ中の失敗」について記事にしています。
車酔い対策
犬も車酔いをします。
特に、
- 今まで車に乗ったことがない犬
- 車内でネガティブな体験をしたことがある犬
は酔いやすいです。
では、犬が車酔いをしないための対策についてご紹介します。
車に乗る2時間前は食事をさせない
長時間車に乗ることが分かっている場合は、最低でも2時間以内に食事をあげるのは控えましょう。
車酔いをしやすい犬に、乗車前ドッグフードやおやつをあげると未消化のまま吐き出してしまうことがあります。
ドライブを習慣にする

車酔いをする犬は、車の振動や揺れに慣れていないことが多いです。
身体が車に慣れ、日常的に乗車する機会があると車酔いを克服することができます。
動物病院へ行くときだけ車に乗せるといったケースは、控えましょう。
車を楽しい場所と思わせる
犬によっては、身体が車に慣れてきても心が対応できない場合があります。
それは、
- 動物病院へ連れて行かれ、痛い思いをした
- ペットホテルに預けられ、飼い主と離れ離れになった
といった辛く悲しみの記憶のなかに車が関連しているためです。
- 車に乗って、ドッグランへ行く
- 美味しいごはんを食べに行く
などの記憶のすり替えによって、車酔いが治ることもあります。
休憩をこまめにとる

犬と一緒に乗車する際は、こまめに休憩を取りましょう。
最近では、ドッグランが併設されているサービスエリアなどもあります。
遠出した場合でも、気兼ねなく休憩をすることができます。
車は安全運転で走行しましょう
車酔いをする人は、『 自分が運転すれば乗り物酔いをしない 』というケースがよくあります。
- 急ブレーキ
- 急発進
をした際に、運転手より同乗者の方が身体が揺れるためです。
そのため、犬を連れて運転している場合は、優しく運転してあげましょう。
犬が車に乗るのを嫌がってしまうときは
犬が車に乗るのを嫌がるときは、無理に乗せたくない気持ちになるでしょう。
すこしでも不快な気分を取り除くために、以下のことを試してみてください。
普段から使っているおもちゃや毛布を車に入れる
車からいつもと違う匂いがすると、乗車を拒むことがあります。
そのため、
- 普段から使っているおもちゃ
- 毛布
など、犬が安心するグッズを車に乗せて下さい。
すると、犬が安心して車に乗ってくれます。
大好きな飼い主さんと一緒に乗車する

車が怖くて乗らないことがあります。
そのため、特に仲のよい家族が隣に乗車すると安心感が違うようです。
犬がドライブ中に車内でやっちゃったこんな失敗
犬と一緒にドライブをしていると、車内でのトラブルは無視できません。
ここでは、犬とドライブに関連する失敗を取り上げています。
車内に置き去りで熱中症
車内に犬を残して買い物をしている光景をよく目にします。
真冬であれば、
- 毛布
- 携帯用の湯たんぽ
で、暖がとれれば問題ありません。
しかし、その他の季節であれば車内に犬だけを残して買い物へ行くのは危険です。
特に梅雨は、車内は一気に蒸し暑くなるので注意が必要です。
ショッピングモールなどの駐車場で犬が熱中症になり、死亡するケースもあります。
犬を自由にさせて運転ができない

犬が運転席の足元に移動してしまい、ブレーキが踏めなくなってしまった飼い主さんもいます。
犬は、
- 車内で移動していい場所
- 車の構造
を理解することはできません。
よって、犬が移動できる場所は飼い主が制限をする必要があります。
犬と車に乗る際の注意事項さえ分かっていれば、後は楽しい時間が待っています。
犬と一緒に楽しい時間を過ごして下さいね。
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