バブル崩壊から続くペットブームにより
ブリーディング技能師(通称:ブリーダー)
を目指す愛犬・愛猫家が増えました。
しかし、正しい知識をもって繁殖を行わなければ
「死産」など悲しい結果を生み出す事も少なくありません。
そこで今回は、ブリーディング技能師のお仕事を見て行きましょう。
ブリーディング技能師の必要性
日本に限らず、海外においても、犬は人間と暮らしを共にしてきました。
人間は生活をしていく為、犬をパートナーとし
「 狩猟犬 」「 牧羊犬 」「 愛玩犬 」などそれぞれの用途に分けて犬の交配を続けてきました。
始めた頃は知識が無いにも関わらず交配を続けた結果、
その血族が滅んでしまうケースすらありました。
この様な悲惨な事態を繰り返さない為にも血統書犬特有の「 遺伝病 」「 かかりやすい病気 」などを理解し、
繁殖に望ましい環境を整える為の知識を有した者をブリーディング技能師としています。
ブリーディング技能師になる為の受験資格

ブリーディング技能師の受験資格は、特に設けられていません。
ブリーディング技能師になる為の勉強方法
ブリーディング技能師は「財団法人 職業技能振興会」
が実施している認定制度ですが、現在は取り扱いがされていません。
他の民間団体においても、ブリーダーの資格は取れます。
一例ですが通信教育の場合、受講料込みで約90,000万円にて資格を取得する事も可能です。
ブリーディング技能師の主な活躍の場

ブリーディング技能師の資格を取得した方は、以下の仕事に従事しています。
- しつけ教室
- ペットショップ
- ブリーダーとして開業
- ペット雑誌のライターなど、数多くの道が開けています。
ペットビジネスを開業する場合、「動物取扱業」の登録申請を行う必要があります。
各都道府県において、登録申請する為の資格が異なる為確認をしましょう。
『 ブリーティング技能師は、どんな資格なのか? 』まとめ
動物の繁殖は、営利目的では行われておらず
より良い子孫を残す為に行われているとされています。
また、ブリーダーとして開業した場合、
扱っている動物やその種類も報告する必要がある為、届け出という面で初めは苦労する事でしょう。
正しい専門知識を身に付け、動物たちの発展に携われる素敵なお仕事ではないでしょうか。
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