虫歯の対処法は、人間の場合
- 差し歯
- 入れ歯
- インプラント
などを使用します。
動物の場合は、
歯が使えないと、食物から栄養をとることができなくなり『 死 』に直結する問題になります。
今回は、犬の歯を健康に保つために備える知識である『 犬の虫歯について 』ご紹介します。
虫歯とは?
虫歯の定義とは、
歯垢に潜む細菌によって酸で歯を溶かすことです。
初期の段階では、ほぼ気付くことができません。
発見が遅くなってしまったときには、
- 歯が茶色や黒色に変色
- 歯の中から神経が透けて見えていることも
あります。
虫歯にならないために、毎日の歯磨きを欠かさず行って習慣づけしましょう。
歯の健康チェック方法 9選
飼い犬の歯に関する健康チェックは、日々の生活の中で確認できます。
では、簡単なチェック方法からご紹介します。
【 口内チェック 】

歯の健康を確認するため、直接口の中を確認するのが一番効率的です。
口臭
犬に口を舐められて悪臭がしたときは、磨き残した歯垢によって
- 虫歯
- 歯周病
になっている可能性があります。
歯茎から出血
- ささみ
- ガム
などを与えたとき鮮血が付いている場合は、歯茎から出血をしている可能性が高いです。
歯石がある

歯磨きが習慣付けられていない3歳以上の犬には、ほぼ歯石がついているといっても過言ではありません。
唇をめくったとき歯の根元が茶色や黒色をしていたら、歯石による影響です。
歯が折れている
歯垢に潜む菌の影響は、象牙質まで及びます。
歯が徐々に脆くなり、最終的に折れてしまうことがあります。
【 仕草でチェック 】
歯に違和感がある犬は、普段の仕草にも違和感があります。
顔を触らせない
歯が痛むため、スキンシップ好きな犬であっても、突然顔を触らせなくなることがあります。
顔が腫れている
- 神経が飛び出した歯
- 歯が抜けた場所の歯茎
などから入り込み、
- 頬
- 目元
などへ悪い菌がとどまってしまうと、顔を腫らすことがあります。
悪化すると、腫れた箇所から膿が出てくることもあります。
【 食べ方 】
虫歯の影響による痛みは、食べている時に最も痛みを感じます。
食べこぼす

健康な犬は、ガツガツ食べていたとしても、ポロポロと食べこぼすことはありません。
痛みがある箇所を庇って、上手に食べられていない可能性があります。
食事が遅い
犬は、はやく食事をすることが得意です。
ゆっくりとした様子で食事をしている場合は、虫歯になっている可能性があります。
片方の歯で食べている
虫歯箇所を庇うため、片方の歯のみで噛み顔を傾けて食べる犬がいます。
歯磨きの方法
歯磨きをはじめて犬にする場合は、手順があります。
まずは口の周りを優しく触ります。
犬が嫌がらないようであれば、歯に触れましょう。
歯ブラシを使用する場合も同様に、やさしく歯垢・食べカスをおとしましょう。
歯磨きで歯石を除去することはできません。
飼い犬が歯磨きをさせてくれない場合は、
- 歯磨きガム
- 歯磨き用おもちゃ
など、歯垢をとるためのグッズを使ってみましょう。
関連する記事は、こちら↓
スポンサード リンク