盲導犬訓練士とは、視覚障害者の補助をする為、犬を訓練し、盲導犬として育成する為のお仕事です。
そこで今回は、犬が好きというだけでは、勤まり切らないお仕事である盲導犬訓練士のお仕事を見て行きましょう。
盲導犬訓練士の必要性
盲導犬訓練士は、盲導犬を育成する上で欠かせないお仕事です。
am6:30~pm21:00まで、盲導犬の候補生である犬たちの世話をします。
そして盲導犬訓練士の資格を取得した方は、次のステップとして、「目の不自由な方と盲導犬との歩行指導」を行う盲導犬歩行指導員を目指します。
視覚障害者と盲導犬が、お互いをパートナーとして生活していく為の節目に立ち会い、その後の指導も行う、重要なお仕事です。
盲導犬訓練士になる為の受験資格
盲導犬訓練士の資格を取得する為には、「公益財団法人 日本盲導犬協会付設盲導犬訓練士学校」にて、技能や知識を習得する必要があります。
そして、「日本盲導犬訓練士学校」に入学する条件は、以下の通りです。
- 高等学校卒業以上の学力を有する者
- 入学時、年齢30歳以下の者
- 心身ともに健康な者
盲導犬訓練士の受講・受験料
盲導犬訓練士においては、寄付・募金などで盲導犬訓練士の育成を行っている為、入学金や授業料はかかりません。
しかし、「教科書代」「ユニフォーム代」など、3年間に諸経費として10万円前後が必要となります。
盲導犬訓練士になる為の勉強方法
盲導犬訓練士は、「公益財団法人 日本盲導犬協会」が育成を行います。
平成22年度は、約6%の受験生が合格しており狭き門です。
筆記試験・実技試験を突破し、基礎科から専修科へ進学するにふさわしいと判断された方のみが、次のステップへ進めます。
他の学業と並行しての資格取得は、かなり難しいのが現状です。
盲導犬訓練士の主な活躍の場
盲導犬訓練士の資格を取得後、資格を取得した方は以下の仕事に従事しています。
- 動物病院
- 盲導犬訓練施設
- ペット関連事業
- フリートレーナー
- リハビリテーション施設
など、数多くの道が開けています。
『 盲導犬訓練士はどんな資格なのか? 』まとめ
盲導犬訓練士は犬をしつけるだけではなく、視覚障害者への指導もする大変重要なお仕事です。
強い意志とやる気を持って3年間学業に挑まなければ続ける事は難しいでしょう。
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